トップページ  
    
    
  Tシート進む発想シート)   
    


アイデアを出すならTシート


進む発想のすすめ方
(書いて発想する)


 アイデアを考えるとき、通常はただ頭の中だけで考えています。

 これでは思うようにアイデアが出ません。出ても思いつきのアイデアしか出ません。

 
 
アイデアが出るにはペンが必要です。ペンを持ち書けば発想が広がりアイデアが出ます。

 実際、わたしの研修の受講者の多くが「ペンを持ったらすんなりアイデアが出た」と

 言っいます。ペンの力はとても大きいのです。以下、ペンを手に書いて進めます。


 あるカメラ屋さんのことです。コンパクトカメラの売上が芳しくありません。

 そこで、このことをテーマとして提起しました。

 そして、「何が大事か」と自問し、「お客さんに喜ばれるサービスをする」と

 要点をはっきりさせました。

 これをもとに、「子どものいる家庭に喜ばれるサービスをする」と目標を定めました。

 子どものいる家庭に的を絞ったわけです。


 続いて、アイデアを出しますが、ただ考えてもアイデアは出ません。

 アイデアが出るにはヒントが必要です。ヒントとは目標に関する状況や声です。

 たとえば「子どものかわいい写真を撮りたい」というお客さんの声をヒントにします。

 書きます。そして、読みます。

 すると、たとえば「子どものかわいい写真の撮り方教室をひらく」とアイデアが出ます。

 出てきたアイデアを書きます。

 このアイデアは、子どもや孫のかわいい写真を撮りたい人の心を確実につかみます。

 喜ばれます。結果、売上アップにつながります。グッドアイデアです。


  以上、
書いて発想する(進む発想をする)ことでアイデアがスムースに出てます。

 書いて発想するのに便利なのが、以下に示す
Tシートです。進む発想シートとも

 
言います。

 なお、Tシートを使った発想法をT発想法(別名 進む発想法)と呼んでいます。



■Tシートの作り方 

 まずA4、B5、A5程度の紙やシートを用意します。

 続いて、右図のように大きくTの字を書きます。

 @横線は紙の上端から約2センチのところに引きます。
 
 A縦線は横線の中央から下に引きます。Tの字ができます。

 B上が目標、左がヒント、右がアイデアの各欄になります。
 Tシート
 
目標
ヒント




アイデア





Tシートの使い方 (T発想法の進め方)
 
 @
目 標  … 目標(目指す所)を的確かつ具体的に書きます。できるだけ期限を入れます

 A
ヒント  … 目標の達成に必要なこと(状況や対象者の声)を具体的に書きます

 B
アイデア … ヒントを読み、出てきたアイデアを具体的に書きます

 上に挙げた事例の場合、次のようになります。それぞれTシートの各欄に書きます。
 
 @
目 標  … 子どものいる家庭に喜ばれるサービスをする

 A
ヒント  … 子どものかわいい写真を撮りたい

 B
アイデア子どものかわいい写真の撮り方教室をひらく

 以上の通りです。あなたもTシートを活用してアイデアを出してください。



----------------------------------------------------------------

T発想法の習得に、研修「進む発想 実践セミナー」をどうぞ。

売上を増やしたい人は、講演「売れるアイデアの出し方」をどうぞ。


お問合せ  創造システム研究所(ご案内  メール  KFR03441@nifty.com