普段着のさとう秀徳(ひでのり)です。
川柳をひねるので、ひねのりとも言います。
性格も少し、いやかなりひねています(笑)。
気楽にお読みください。
■湯布院時代(誕生から中学まで)
本名・佐藤秀徳(さとうひでのり)。大分県由布市湯布院町に生まれる。由布院温泉の近くの城ヶ岳のすそ野(標高500mの山中)で中学まで過ごす。4人きょうだい(姉、私、妹、弟)。
家はシイタケ、米、野菜などを栽培する専業農家だった。長い間、村おこしのリーダー中谷健太郎さんの経営する「亀の井別荘」にシイタケや有機野菜を供給していた。
小学校時代、片道8km(往復16km)を毎日通う。道中が長いので、帰りによく道草を食う。笹竹で鉄砲を作ったり、コマ回しやパッチン(メンコ)をして遊ぶ。冬はソリ遊びも。ただし、夏休みや日曜日はいつも家の手伝い(辛かった)。
中学校では、片道4kmを通う。通学がだいぶん楽になる。クラブは卓球部に属すが、まったくの下手くそ。長距離通学のおかげで脚力が鍛えられ駅伝の選手に。オンチのため音楽はまったくダメ。工作や絵、それに書道は得意だった。
■大分そして仙台へ(青春時代)
(大分では名門の)大分上野丘高校にスレスレで合格。入学時は600人中500番以下の成績。家から遠いので下宿。理科や数学は得意でないのに理数系コースを選ぶ(バカだねぇ)。
大した学力はないが、この頃から知恵や工夫にたけており、さとう式試験術を開発。徐々に成績を上げていく。卒業時には100番以内に。なお、この試験術を息子にも適用し、4か月で偏差値を10以上あげる。
大学は、精密工学に憧れ仙台の東北大学まで足を伸ばす。東北から九州の大学に行く人はほとんどいないが、九州から東北の大学に行く人はけっこう多い。九州人は物好きだ。
大学では学生寮(日就寮)に入る。寮は、目を覚ますと雪が降り込んでいるような破屋。1年後に建て替えられる。
理数系が不得意なため卒業に苦労する(いまだに卒業できない夢を見る)。ちなみに、工学部の異色
(変わり者?)の卒業生に、小田和正、田中耕一、そして私がいる。
■大津から敦賀へ(東洋紡に勤務)
ご縁があって東洋紡(総合研究所)に入社。5年間、繊維の加工装置などの研究開発に従事。特許を40件ほど取得。重要特許として日経産業新聞に取り上げられたことも。
東洋紡では、まず大津市の堅田(かただ)に住まう。寮が琵琶湖のすぐほとりにあり、ベランダから琵琶湖に小便が届くほど。朝は、対岸から昇る朝日が湖面をはね、そのまぶしさで目を覚ます。
寮から歩いて5分ほどの所に、一休さんが大悟したという場所がある。カラスが「カア」となくのを聞いて悟ったという。このとき一休さん27歳。ちなみに、わたしは一休さんを師とあおぐが、いまだに小悟もない。
1年後、敦賀市に勤務地が移る。そして結婚。社宅住まい。オンポロ社宅は雪の重さで傾き、ふすまの上と下で10センチもの差がある。床に寝かせたビールビンがコロコロ転がる。雪降ろしで屋根に上ったが、滑り落ちそうになる。あんな怖いことはない。
北陸の冬は暗い。どんよりとした日が続く。そのかわり、「はい、お待たせ」とばかりドーンと春が来る。気比の松原へと続く笙(しょう)の川沿いの見事な桜並木が、今も鮮やかに頭のディスプレイによみがえる。
装置開発が仕事であったが、新技術の壁に何度もぶつかる。「どうすればいいアイデアが出るか」、自然とここに関心が向く。ついには、アイデア発想や創造性開発をライフワークにしようと志す。
■志を抱いて東京へ(公文そして独立)
そこで上京。すぐには独立できないので公文教育研究会(東京事務局)に勤務。
公文では、それまでと180度異なる総務職・営業職を体験する。体験教室(局員が自ら公文式の教室を開き運営)で生徒集めをするが、これが面白い。
そして、創造システム研究所を設立。以来、ビジネスパーソンがアイデアと成果を生み出すべく、これまで多くの企業や法人で指導。数々の業績アップに貢献する。
独立してここまでやってこれたのは、やはり人との出会いやご縁のおかげ。研修や講演や執筆でお世話になった方々、発想多彩クラブで知り合った仲間に心からお礼を申し上げたい。そして家族(妻と3人の子ども)にも。
今後は、「ただ今日なすべきことを熱心になせ」という釈迦の言葉を肝に銘じつつ、「進む発想をしよう!」を旗印に、「進む発想 実践セミナー」などを通じて、少しでも多くのビジネスパーソンの役に立ちたい。
■趣味・興味・楽しみ
趣味・興味は、野草の観察とデジカメによる写真撮影。野草のもつ自然な美しさ・たくましさにひかれる。
アカツメグサ(函館五稜郭にて)
また、城や寺社を訪ねることが楽しみ。歴史を感じる城内や境内を歩いたり、天守閣や五重塔など木造の高い建築物を見上げるのが好き。
松本城、姫路城、松山城、熊本城、弘前城、彦根城、犬山城、岐阜城、丸亀城、日光・東照宮、喜多院、一休寺、瑠璃光寺、室生寺、法隆寺、醍醐寺、東寺。
そして、チェコのチェスキークルムロフ城、イタリアのシエナ大聖堂、パリのサクレクール寺院、ウィーンのカールス教会などが印象的。
旅行や街歩きも大好き。遊子会(街歩きの会)主宰。研修や講演のついでにあちこち出没。全都道府県を歩く。それにマチュピチュやモンサンミッシェルも。
そして川柳(柳名ひねのり)。活動の舞台は主として毎日新聞・万能川柳。選者はコピーライターの第一人者・仲畑貴志さん。今や常連。これまで約700回掲載された。
そこで一句、いや三句。
運のない人にふられた運のよさ
200円得した妻のデカイ声
性格をピタリと当てる下足番
なお、毎日新聞・仲畑流万能川柳など、ひねのりの全掲載句はこちらをどうぞ。
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さとう秀徳プロフィール(公式版)
研修 「進む発想 実践セミナー」 「売れるアイデア 実践セミナー」
講演 「そこで進む発想」 「売れるアイデアの出し方」
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